アサヒストレッチングボードXOを使い膝の裏を効率よく伸ばす方法を解説していきます。
さらに膝の裏を伸ばした方が良い理由について掘り下げて紹介していきます。
膝の裏はたくさんの筋肉が付着しています。また様々な体液や神経などが通っている部分でもあります。
とても重要な部位であり、逆に言い換えると疲れや硬直、神経麻痺や癒着などによる痛みが起きやすい部位でもありますね。
その中でも筋肉に焦点をあて、膝の裏を伸ばしたり曲げたりするメリットもお伝えしていきたいと思います。
今回は膝裏を効率よく伸ばす!【アサヒストレッチングボードXO】についてまとめてみました。
1.膝の裏はとても重要な部位
膝裏にアプローチ
膝の裏には、リンパ節、脛骨神経、膝窩動脈、静脈、内側腓腹神経、小伏在静脈
これだけ体液や神経が通っている
そして
膝下筋、下腿三頭筋、足底筋
ハムストが膝裏に付着している治療すべき必須ポイント
— ALLアプローチ協会 代表 山口拓也 (@A3sG9Y0vznzdM5Q) 2019年6月17日
膝の裏は本当に複雑ですね。これらが複雑なために、人それぞれ生活習慣や運動によって痛みの誘発される部位が異なったり、原因が異なったりするんですね。
さらに知りたい方は下記は膝裏について非常にわかりやすく記載されていますので参考にしてみてくださいね。
2.膝の裏の7つの筋肉
膝の裏には下記のように筋肉がいくつも走行しています。
ふくらはぎと太ももをつなぐ筋肉や、膝とふくらはぎをつなぐ筋肉、かかととふくらはぎをつなぐ筋肉などが走行しています。
①膝窩筋
膝の後ろについている深層部にある筋肉です。太もも外側の骨から膝をまたぎ、脛骨にかけて繋がっている筋肉です。
膝を後ろに曲げるときに使う筋肉です。膝を前に曲げあげたときに内旋するときに使う筋肉です。
太もも裏側の筋肉や腓腹筋が疲れて硬くなっていると、この筋肉も疲労が起きやすくなります。
②足底筋
太ももの骨から膝をまたぎ、かかとまで走行している筋肉です。
腓腹筋とヒラメ筋の間にあります。
③腓腹筋
太ももとふくらはぎと、かかとをつなぐ筋肉です。足の前に伸ばしたり※底屈屈膝を後ろに曲げたりします。
ヒラメ筋と腓腹筋を合わせて下腿三頭筋と言います。走ったり瞬発力が必要な時に使われる筋肉です。
下腿三頭筋は第2の心臓とも呼ばれていますね。
この筋肉が低下すると酸素や栄養などを供給する際につかう筋ポンプ作用が低下してしまいます。
④ヒラメ筋
腓腹筋の深層部にある筋肉です。日常生活の歩行時に使う筋肉です。
腓腹筋とヒラメ筋でかかと部分は、アキレス腱となります。
アキレス腱は人体で最も強靭で太い腱で15センチ程度です。
下腿三頭筋は第2の心臓とも呼ばれていますね。
この筋肉が低下すると酸素や栄養などを供給する際につかう筋ポンプ作用が低下してしまいます。
⑤ハムストリングス
太もも裏側にある筋肉です。
太ももを後ろに動かしたり内側に動かしたり、膝を後ろに曲げるときに使う筋肉です。
走るときに使う筋肉ですね。
腓骨といってふくらはぎの後ろ側の骨に筋肉が停止します。
⑥大腿四頭筋
太もも表にある大きな筋肉です。4つの筋肉をまとめて大腿四頭筋と呼ばれています。
膝や脛骨に向かって繋がっています。
股関節を曲げたり、膝の関節を伸ばしたりする役割があります。
なかでも大腿直筋は腸骨から膝をまたぎ、ふくらはぎの骨※脛骨にむかって繋がっています。
⑦薄筋
内ももにある細長い筋肉です。恥骨から膝をまたぎ脛骨に向かって繋がっています。
縫工筋と半腱様筋と薄筋の3つの筋肉は脛骨内側で鵞足と呼ばれています。鵞足炎など起こりやすい箇所です。
3.膝の裏を伸ばしたり曲げたりしていないと、どうなる?
膝の裏は簡単に7つの筋肉が走行していますので、どれかの筋肉が十分に使われていないと、
疲労を感じたり、怪我をしやすくなります。
またリンパ節がありますので膝周辺の筋肉が硬くなっているとリンパの滞りから浮腫みにつながります。しっかり膝の裏を伸ばす動きが大切です。
さらに神経の通り道が膝の裏にもあります。膝の裏の筋肉が硬くなっていると神経を圧迫して痛みを誘発してしまいます。
膝を伸ばしたりせずにいると、これらの筋肉が拘縮を起こしたり委縮を起こしたりします。
前にかがめない。正座をしたりしたら痛い、階段の上り下りが痛いなどの症状がでてきます。
また筋肉の柔軟性も低下してしまいます。
膝が曲がっていると、老人姿勢に見えてしまいます。
血管や神経・リンパの働きをよくするためにも膝を伸ばす動きがとても大切です。
4.膝の裏を伸ばしたり曲げたりするメリットは?
膝の裏を伸ばしたり、曲げたりすることで膝の裏には血管も通っているので、筋肉に対する栄養循環が良くなります。
リンパの働きが良くなり、浮腫みの解消にもつながっていきます。
筋肉が血管を圧迫することにより血流もよくなるということです。
冷え性や足がつりやすい方は、まず出来る事は膝を伸ばす運動・曲げる運動を入れてみましょう。
膝がしっかり伸びていると姿勢も良くなりますし、下半身の筋肉をしっかり動かすことができるのでエネルギー代謝にも期待できます。
伸ばす・曲げる運動はストレッチや筋トレで行うことが出来ます。
6.膝裏を効率よく伸ばすアサヒストレッチングボードXO
アサヒストレッチボードXOは足首の柔軟性に合わせて角度調整することができます。
さらに、他のストレッチングボードとは違い、真ん中・内側・外側の3つの方向からストレッチを行うことが出来ます。
前述した通り、膝の裏の筋肉は簡単に分けて7つの筋肉が走行しています。
一つの方向からのストレッチでは不足しています。
内側・外側の筋肉までしっかりストレッチすることがとても重要です。
さらにこれらの筋肉は、太ももから膝裏をまたぎ、ふくらはぎからかかとまで走行しています。
つま先・かかとの向きを変える事ができるアサヒストレッチボードXOは付属のXOボードにより、これらの筋肉をまんべんなくストレッチすることが出来ます。
足をハの字にしたり逆ハの字にして、足首の角度をかえることで膝裏を伸ばすことがとても大切ですね。
- 膝裏を効率よく伸ばす方法を知らない!
- ストレッチする場所がない!
- どの角度で膝を伸ばせばよいかわからない!
- 短い時間で効率よく膝裏を伸ばしたい!
詳しいアサヒストレッチングボードXOの使い方はコチラの記事で解説させて頂いています。
7.まとめ
膝の裏には筋肉だけでなく、神経や血管・リンパ節などとても重要な通り道になっています。
膝を伸ばすこと=これらの機能をしっかり使うことになります。
つま先・かかとの向きを変える事ができるアサヒストレッチボードXOで膝裏の筋肉をまんべんなくストレッチすることが出来ます。
足をハの字にしたり逆ハの字にして、足首の角度をかえることで膝裏を伸ばすことがとても大切ですね。
子供からストレッチボードを始めることもできますので、ご家族でアサヒストレッチボードXOをぜひ試してみてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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