筋トレで使うリストラップについて効果的な巻き方や使い方など本格的に解説をしたいと思います。
リストラップは手首が少しでも動かないようにがっちり固定する為に装着します。
リストラップのメーカーによっては伸縮する柔らかいタイプから固いタイプもありますが手首を痛めない為には伸縮しない多少固いタイプが安定しており長持ちすると個人的に思っています。
また手首が動くぐらい緩めてつけたり指まで巻いたりするなど間違った使い方や巻き方をしていると効果もなくなるどころか、怪我のもとになるのでぜひ参考にしてみてください。
そこで今回はリストラップの効果的な巻き方・使い方を本格的に解説したいと思います。
本記事の内容
- 手首・前腕をがっちり固める理由と効果的な巻き方を解説
- 注意点:リストラップは1セットごと外し、指を巻き付けないようにする
- メーカーによっては伸縮性があるので、硬めのリストラップを選ぶ
✔記事の信頼性
- 私は現役のパーソナルトレーナーです。ボディメイク・筋肥大・バルクアップ専門で筋トレや食事・サプリメントなど本格的なパーソナル指導・オンラインパーソナル指導を行っています。
- 過去の実績として体重48kg⇒60kg増やし、体脂肪5.5%まで落とし女子フィジーク大会に出場しています。
- 個人では体重45kgでデットドリフト120kg、スクワット85kg、ベンチプレス75kgなど自分の体重の1.5倍から3倍近くまで挙げています。
目次
1.リストラップとは
リストラップの役割は、
手首が動かないようにするためにガチガチになるように巻く必要があります。

どうして手首が動かないようにするの?
●手首が動いてしまうと、手首には腱があり負荷がかかると痛めやすいからです。
●また、手首が動いてしまうと必要以上に前腕に先に力が伝わる為、主要筋群(胸や肩・腕)などに負荷が十分に伝わりにくくなります。
●手首が動くことで肘が不安定になり肘や肩関節への負担が高くなり怪我のもとになります。
2.リストラップの効果的な巻き方
タイタン社の THPタイプをつかって順番にリストラップの巻き方を解説していきます。
1.親指と人差し指の間で挟む
挟んだらリストラップの上側1/3を手首にかかるようにします。
※手首の上にかけずに巻く人がいますが、手首を固定することがリストラップの醍醐味ですので必ず手首にリストラップの1/3がかかるようにしましょう!
2.反対側の手でリストラップをしっかり引っ張る
反対側の手で緩まないようにしっかり引っ張ります。
3.緩まないように引っ張りながら残りは手首・前腕を巻く
手首へリストラップの上側1/3を巻きながら、残り部分は手首・前腕に巻いていく。
緩まないようにしっかり引っ張りながらガチガチになるように巻きます。
”血が止まりそう”な表現が良いかわかりませんが、かなりガチガチに巻いて絞めます。
4.マジックテープを止める
マジックテープを筋トレ中にはずれないようにしっかり止めます。
3.リストラップの注意点
前述しましたが、リストラップは手首をガチガチに”血が止まりそう”※正しい表現ではないかもしれません※程度にしっかり巻いて補強します。
つけっぱなしでいると手首をガチガチに圧迫し絞めているので、筋肉への血流や体の血圧への負担が大きくなります。必ず1セットを終了するたびに緩め外しましょう。
指を巻き付けるとしびれを感じたりします。指を巻き付けないようにしましょう。
4.リストラップを使うトレーニング種目
リストラップでは手首の固定をして動作を行いますので胸や肩・腕などの種目に向いています。
そして意外かもしれませんがスクワットでもリストラップは使います。

背中の種目は使わないのかな?
5.おすすめリストラップ
リストラップのメーカーによっては伸縮する柔らかいタイプから固いタイプもありますが手首を痛めない為には伸縮しない多少固いタイプが安定しており長持ちすると個人的に思っています。
今回は筋トレ愛好家や本格派、パワーリフティングにも使用できるタイタン社THPタイプのリストラップで効果的な巻き方・使い方について本格的に解説しました。
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